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令和元年
御手火神事



【概要】

御手火神事とは沼名前神社の夏の祭りであり、日本三大火祭りのひとつ。 神様(須佐之男命)が夏期、氏子たちの無病息災の為、御旅所に出かけられ、また戻るまでの二週間にも及ぶ神事である。
この間、「御手火神事」「渡御祭」「氏参り」「還御祭」「神能祭」と
連続して神事が行なわれ続ける。 (総称「御手火神事」)


七月十三日
【御手火神事】

翌日、出発される神様の為に、参道を火(大手火)で清める神事。
本殿からは太鼓が鳴り響き、「先の体」「中の体」「後の体」と三体に分かれて、本殿を目指す。
奉納を終えると、神聖な火はそれぞれの町へと持ち帰られ、清め歩く。

七月十四日
午前【解体作業】

翌日早朝、大手火を解体し、ひとつひとつ熨斗(のし)に巻き、町民へと配る。
無病息災や厄除けのご利益があると言われ、鞆の浦の夏の風物詩でもある。

午後【渡御祭】

神輿に乗られた神様を御旅所へとお連れする。
各所で神輿を回し、決められた経路で向かう。




七月十五日〜二十日
【氏参り】

御旅所にて避暑をされている神様に毎日祈りを捧げる。
夏の鞆の浦に毎夜太鼓の音が響く。




七月二一日
【還御祭】

一週間の氏参りを終えると、神様がいよいよ本殿に還られる。
神輿を担ぐのは、翌年の氏子衆。本殿に着くと宮司によりご祈祷が行われ、神様は避暑を終えられる。




七月二八日
【神能祭】

翌週、無事戻られた神様に敬意を払い、能舞台にて、詩と能が披露される。
全ての演目が終わると、本殿から太鼓がひとつ打ち鳴らされ、長きに渡る御手火神事は終わりを告げる。
こうして、準備期間を入れると五月からという途方もない期間と、子供から大人まで数百名が関わる夏の神事は、これにて幕を閉じる。


撮影・編集・デザイン

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